私がうつ病と診断されるまで

うつ病

 私がうつ病と診断されたのは2014年の秋でした。うつ病の症状がではじめたのが2012年の夏なので、診断を受けるまでおよそ2年間あったことになります。

 なぜ2年もかかってしまったのか?大学の入学から振り返っていきたいと思います。

 動画で見たい方はこちらをどうぞ。

希望に溢れた大学生活

 私は現役で第一志望の大学へ入学をしました。大学に入ってこれがしたいというものはありませんでしたが、漠然と楽しく充実した生活になると想像していました。

 大学に入学して新しい友だちもでき、サークル活動・初めてのアルバイト・学業と充実した大学生活を送っていました。慣れない一人暮らしもなんとか軌道にのり、1回生の前期はしっかりと人並みに単位を獲得しました

崩壊をはじめた夏休み

 そんな楽しい大学生活に暗雲が立ち込め始めたのは、1回生の夏休みでした。

 大学生の夏休みは長く、私の大学では8月の頭から9月の終わりまでほぼ2ヶ月ありました。夏休みの予定はお盆の帰省とサークルの合宿ぐらいしか決まっておらず、アルバイト・サークル活動・遊びを中心に過ごすつもりでした。

 最初に異変があらわれたのは生活習慣です。もともと夜起きているのが苦手だったので、日をまたいで起きていることは少なかったのです。しかし、眠れずに朝方まで起きていたり、逆に寝すぎて昼過ぎまで寝ていたりと生活習慣が崩れ始めました

 続いて食事量が激減しました。もともと体格がいいこともあってかなり食べる量は多かったのですが、食事が1日1回になり、1回あたりに食べる量も普通の人と同じぐらいになりました。受験で太っていたのもあって体重も激減しました。お盆に帰省したときには痩せたと親に喜ばれましたが、思えばあのときには異変がではじめていましたね。

 さらにお風呂に入らなくなる、部屋が汚くなる、人と連絡を取らなくなるなど様々な症状がではじめました。当時はなんとも思っていませんでしたが、いま思うとひどい生活を送っていましたね。

 大学に入って最初は新鮮さでやる気に満ちていました。しかし、慣れていくにしたがってあることに気づいてしまったのです。自分には目標がないということに。それまでに良くも悪くもレールに沿って生きてきた自分が、いきなり「はいどうぞ!これからは自分で考えて生きてね」と言われて道に迷ってしまったのです。

 有名な大学ということもあって周りは一癖も二癖もあるタレント揃いでした。そんな中で、自分だけが目標を持たないすごくちっぽけな存在に思えたのです。周りのみんなが眩しかったです。

奈落へ一直線の後期

 そんな夏休みを送っていたので、後期がはじまってからまともに大学に行くことができなくなりました。もともと単位さえ取れればいいというタイプだったので、必要最低限しか大学の授業には行っていませんでした。しかし、後期からはそれを超えて休むようになっていだのです。

 サークルのほうでは仲のいいメンバーが一斉に抜けてしまったので、参加する回数は減っていきました。

 そんな中アルバイトだけはなんとか続けていました。他の人に迷惑がかかるからという気持ちが強かったからだと思います。しかし、徐々に行きたくないという気持ちが大きくなっていきました。ちなみにこのときは居酒屋で接客のアルバイトをしていました。

 ほとんど大学にいかずになにをしていたかというとオンラインゲームです。当時はPSO2というゲームにどっぷりはまっていました。

 授業をまともに受けていなかったので単位など取れるはずもなく、取れないテストを受けるのを嫌がってテストを受けに行くことすらしませんでした。結果として1回生の後期は0単位。ただ、このときは次頑張れば大丈夫だろうという気持ちでした。

止まらぬ0単位、そして休学へ

 当たり前ですが単位が取れなかったことは親にバレ、次は必ず単位をしっかりと取ることを条件に許してもらいました。

 心機一転、ちゃんと大学に通おうと2回生の前期は気合を入れて望みました。最初は順調に通えていましたが徐々に通えなくなり、最終的には0単位で終えてしまいました。

 この状態が2回生の後期、3回生の前期と続きました。最初は通えるのですが、最終的には大学に行けなくなってしまうのです。

 さすがにおかしいということで両親に連れられて心療内科を受診しました。当時は心療内科・精神科という場所にものすごい拒否感を持っていたので、かなり行くのを嫌がった記憶があります。いま思えばもっと早くに行っておけばよかったなあと思いますね。そうすればここまでひどくならなかったかもしれないと後悔するときがあります。

 そこでくだされた診断は中度のうつ病でした。休学をしてカウンセリングと投薬治療を受けながら通院することになったのです。

 このとき少しほっとしたことを覚えています。自分でもこのままではいけないと思いつつもどうしたらいいのかわからない。そんな状況から解放されて肩の荷が多少なりとも降りたのです。

うつ病になって思ったこと

 うつ病は自分では認識しにくい病気なんだと思いました。精神的におかしい状態になっていても、誰かに相談するという発想が出てこないんですよね。「なんとかしなきゃ」ともがき苦しんでいるうちに、取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。幸い私は極端なビビリだったのでそういうことにはなりませんでしたが。

 もし周りに似たような症状の人がいたら気にしてあげてください。もちろんいきなり心療内科に行こうよなんて言ったらダメですよ?まずは話を聞いてあげて、自分が普通の状態じゃないということを自覚してもらうのが大切です。

 心療内科や精神科によくないイメージを持っている人も多いとは思いますが、うつ病はれっきとした病気です。しっかりとした治療を受けなければ治りません。放っておいても悪化するだけですからね。もっと早く病院に行っておけばよかったと何回も思いました。同じ思いをする人が出ないことを祈っています。


 私がうつ病と診断されるまでの経験談はいかがだったでしょうか?また今度、闘病生活の様子も記事にしたいと思います。

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VTuberでプロを目指す大学生。
うつ病歴約7年。
イラスト作成・ギター演奏の依頼受付中。
Vtuberバンド「RAINVOW」ギター担当。
LoLを中心にesportsのプレイと観戦が趣味。
イラストとギターの依頼受付中。

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